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LITALICO研究所 OPEN LAB #4:わたしたちは何を「見て」いるのか - ユニークな身体と自己肯定

Description

LITALICO研究所OPEN LABとは



さまざまな分野で活躍する当事者・専門家・起業家の方々を講師としてお招きし、社会的マイノリティ領域の課題や解決策、未来のビジョンを受講者の皆さんと共に考える学びの場です。

障害や病気のある当事者の方、経済的な困難さや遠方におられる方も参加できる、「オープン」な知のプラットフォームとなるよう、講義における合理的配慮や情報保障を徹底します。

「ありのままで」と言われても…


体格、顔のつくり、声や話し方、一人ひとりちがった「からだ」を持って、私たちは生きています。「ちがう」という点ではみんな同じはずなのに、ついつい自分と相手、他人同士を比べてあれやこれやと考えてしまう。

「人は見た目じゃないよ」とか「内面は見た目に現れます」とか、電車の中でチラチラと送られる目線とか、見ないようにしてスマートフォンの画面に集中してるフリだとか、望むと望まざるにかかわらず、「見た目」にまつわるたくさんのメッセージ受け取ったり送ったりしながら日々を過ごしている。

「ありのままの自分で」と、とある映画のプリンセスが歌っていたけれど、それが大ヒットしたのは「ありのまま」でいることの難しさをみんな知っていたからかもしれません。

見ることと見られること、関係性の中で見つける「わたし」の姿

生まれつき、あるいは後天的な疾患によってユニークな顔貌を持つ人たち。身体的・社会的・心理的な要因が複雑に絡み合って起こる吃音症状のある人たち。そんな、他の人とは違う「見た目」のユニークさを持つ人たちは、自分の身体や他者の目線をどのように考え、どのように付き合って生きているのでしょうか。

「気にしないで」と言われても、周囲の目線をいっそう気にしてしまう。うまく話そうとすればするほど、ますますどもってしまう。内面化された他者の目線が、自分の思考や身体に否が応でも影響してくる。その苦しみや孤独をつくっているのは、私たちが、集合的に、また個人的に持っている「見た目」についての価値観、そしてその価値観に基づく、他者からの(明示的な言葉も含め、無言の目線も含め)メッセージなのでしょう。

OPEN LAB第4回の講義では、そんな「見た目」をめぐる私たちの思考や行動、他者との関わりや自分らしさについて、3人のゲストと共に考えたいと思います。
1人目のゲストは、ユニークフェイス研究所主宰の石井政之さん。国内外の顔に病状のある当事者についてノンフィクション書籍の執筆や、ユニークフェイス当事者同士がつながる自助グループの運営、メディアへの発信やサポート活動など、ユニークフェイス当事者としてさまざまな活動をされてきました。

2人目のゲストは、藤岡千恵さん。どもりとのつき合いは約37年、幼少期から大人になるまで長く吃音に悩まれてきましたが、自助グループとの出会い等を経て、現在はどもりの存在が心強いと感じられるようになった、自称「幸せなどもり」と語られています。

3人目のゲストは、伊藤亜紗さん。美学、現代アートを専門とし、目の見えない人たちや、吃音のある人たちへのインタビューを通して、人の身体や世界認識をめぐるさまざまな研究を手がけられています。

ユニークな見た目や症状との長い付き合いを通した、自己との対話・内省。同じ経験を持つ当事者同士のつながりや、共にいてくれる友人や恋人の存在。「見た目」との付き合いは簡単ではないけれど、そこから得られることもきっとある。ゲストの方々の生き方を見ていると、そのように感じます。

「ありのまま」かどうかはわからないけれど、「これが私です」と生きていくことはできるかもしれない。そのためのヒントを、3人のゲストと一緒に探っていきたいと思います。

講師紹介




石井政之さん
ユニークフェイス研究所 代表

生まれつき顔に赤アザ(単純性血管腫)がある。大学卒業後、国内外の顔に病状のある当事者についてノンフィクション「顔面漂流記」を1999年発表。同時にセルフヘルプグループ・ユニークフェイスを設立。当事者支援の活動を開始する。2002年にNPO法人化。(2015年に解散)。2016年秋、次世代のユニークフェイス当事者のための活動、「ユニークフェイス研究所」を開始した。 著書「顔面漂流記」「迷いの体」「顔面バカ一代」「顔がたり」など。



伊藤亜紗さん
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授

もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。専門は美学、現代アート。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社、近日刊)など。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017受賞。



藤岡千恵さん
NPO法人 大阪スタタリングプロジェクト

1976年、兵庫県生まれ。保育士、印刷オペレーターを経て、現在は医薬品メーカーで事務職に就いている。どもる大人のセルフヘルプグループ「NPO法人 大阪スタタリングプロジェクト」所属。
幼少の頃からどもり始め、小学校でクラスメイトとの違いを意識し始める。言葉の言い換えスキルを身につけることによってどもりが目立たなくなったが、30歳を目前にして、どもる自分を否定しつづけることに苦しくなり、2005年にどもる仲間のもとを訪れる。どもりへの抵抗を手放すことによってどもりの豊かさに気づき、世界が一変。
現在は運営メンバーのひとりとして毎週金曜日に大阪で開催される定例会や夏の吃音親子サマーキャンプなどを通じ、「どもりとともに豊かに生きる」を仲間と実践中。

大阪スタタリングプロジェクト・大阪吃音教室 トップページwww.osaka-kitsuon.com


チケットの紹介


本講義への参加方法は3種類ございます。

1. 「当日参加チケット」に申し込み(申込締切:10月24日23時59分、抽選結果お伝え:10月26日20時)

当日参加チケットを選択し、お申込みください。

1人4,000円・限定30枠、応募多数の場合は抽選となります。
締切後、抽選結果による参加の可否開催をご連絡いたします。

2. 「スカラーシップ枠」に応募(申込締切:10月24日23時59分、選抜結果お伝え:10月26日20時)

通常の「当日参加チケット」以外に、「スカラーシップ枠」をご用意しております。

スカラーシップ枠とは、
・障害や病気、経済的な困難さがあり、参加費のお支払いが難しい方
・本講義に対する学びの意欲が高く、明確な目的を持って参加できる方
を対象にした、公募・選抜制での参加枠です。

スカラーシップ生として選抜された方は、同講義に無料で参加いただけます(遠方の場合は交通費を一定額まで支援いたします)。
講義に参加すること(オンラインでも参加可能)、講義終了後に、講義を受けて考えたことを「講義レポート」として提出いただくことが条件となります。

◎応募方法

  1. チケットの「スカラーシップ枠」をご選択後、お申込みをする。
  2. 後日、LITALICO研究所OPEN LAB事務局から申込みフォームのURLをお送りします。申し込みフォームの必要事項を記入・提出してください。
  3. 審査後、選抜結果を御連絡いたします。
なお、本スカラーシップ枠は、クラウドファンディングサイト「GoodMorning」上で行ったクラウドファンディングで【スカラーシップ応援チケット】 をご購入いただいた方のご支援によって設けられています。

3. 「オンライン受講券」に申し込み

OPEN LAB第1〜9回全講義の内容をオンラインで受講できるチケットです。
お申込していただいた全員に、限定公開のyoutube中継URLを共有します。
各回講義は毎回生中継をするほか、配信終了後も、アーカイブ映像を繰り返しご聴講いただけます。

各講義のテーマ・日程については、以下のサイトよりご確認ください。
https://open-labo.net/
Thu Oct 31, 2019
7:30 PM - 10:00 PM JST
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Venue
Tickets
当日参加チケット SOLD OUT ¥4,000
オンライン受講チケット(第1〜9回全講義視聴可能) SOLD OUT ¥10,000
スカラーシップ(詳細は本文をご確認ください) FULL
Venue Address
目黒区上目黒2丁目1−1 Japan
Organizer
LITALICO研究所 OPEN LAB
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